素材特性

11.ポーラスカーボン(多孔質カーボングラファイト)の特徴

ポーラスカーボンはカーボンの素材に連続した気孔を持たせた材料です。
ポーラス部分(気孔部分)に水溶性の物質が浸透しやすく、カーボンの耐熱性、耐薬品性を生かして様々な用途へ使われている材料です。

ポーラスカーボンとは

ポーラスカーボンは、素材に連続したポーラス(気孔)を持つのが特徴です。ポーラスカーボンもカーボンですので、耐熱性・耐薬品性・耐食性に優れております。

ポーラスカーボンの主な使用用途

主に、金属精練の際のガス吹き込み管で、ガスを均一に分散させる用途で使用されています。
また、液体ろ過装置のフィルターや断熱材などの用途で使われております。更に、燃料電池用など各種電極部材、耐熱性、耐薬品性フィルター、断熱材、セラミック焼結治具や、ガラス成形治具、精密吸着盤としても使われております。
他にも、生物親和性があり、海水や池に沈めると微生物の繁殖を促し、カーボン+微生物による水質浄化などの効果が発見されております。

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