炭素入門編

2.黒鉛とは?(グラファイトの種類)「天然黒鉛と人造黒鉛」

グラファイトは天然黒鉛と人造黒鉛の大きく二種類にわけられます。カーボングラファイトは塊として利用されているだけでなく、粉状(パウダー状)のカーボンも様々なところで利用されております。

天然黒鉛(石墨・せきぼく)

植物などの炭素成分(有機化合物)が地下深くに埋もれ、地球の地殻変動・造山運動などの時の高い圧力と温度により物質変化をした物です。
天然黒鉛には、大きく鱗状黒鉛と、土状黒鉛の二種類があります。

鱗状黒鉛「Flake Graphite」

外観が薄い鱗片のパウダー状となっているカーボングラファイトです。
天然素材のカーボンの中では最も一般的に産出されている資源となります。
天然のグラファイトは、軟らかく、滑りがよい為、潤滑材としてよく利用されております。
鱗状黒鉛は粒の大きさなどでメーカーにより呼び方は違いますが、塊状黒鉛(Vein Graphite)・鱗片状黒鉛(Flake Graphite)などに分類されております。

土状黒鉛「Amorphous Graphite」

黒色の微小結晶で、外観は土状または土塊状のカーボングラファイトです。堆積岩中の炭層などの熱変成作用によって作られたものが多くあります。

人造黒鉛

人の手によって作られたグラファイトの事です。
人造のカーボンパウダーは、天然黒鉛に比べて硬度・純度の点で優れているグラファイトを粉末化したものです。電池や、電気製品の放熱板や通電板としてよく使われております。電卓やゲームコントローラーの基盤でボタンの接触部分が黒いのは、カーボンパウダーが原料となり利用されているからです。

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